HSPを自覚する前の私と自覚のきっかけ

説明

当ブログを訪れて頂き、ありがとうございます!

HSPを自覚する前の私・・・

ここで、簡単に自己紹介を書きます。

40代女性、主婦。夫と2人暮らし。現在、事務のパートをしています。

2年前に胃を殆ど切除する手術を受けました。健康診断の初バリウム検査で

がんが見つかり、手術、治療をし、定期通院中です。

病気をきっかけに自分自身が変わった話は聞きます。

しかし、私の場合、生まれつきアレルギー体質で、アトピー性皮膚炎、

アレルギー性鼻炎を持っており、小学生の頃は定期的にに通院。

風邪もひきやすく、私の場合は冷房が苦手でお腹がすぐ痛くなり、

些細なことで、とにかく体調を崩しやすい子供時代でした。

20代の頃からは、貧血、就職してから、めまい(良性発作性頭位めまい症)発症。

仕事と人間関係のストレスから、体調不調になりやすく、頭痛等で病院受診しても

自律神経失調症と言われていました。

30代からは子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣チョコレート嚢胞にかかり、

左卵巣を手術切除しました。そして、40代胃がん・・・

とにかく、小さい頃から常に何かしらの病気と付き合ってきた人生ですが、

これらの病気をきっかけには変わりませんでした。

今回のがんは生死に関わるので、これがきっかけかと思う方もいるかもしれませんが、

手術して、治療して、療養の日々を過ごす中でも私の心の状態は変わりませんでした。

がん治療を経験すると、辛い体験から人生変わった方々を見聞きします。

私も何か変化するのではないかと期待してたりしましたが、何も変わりません。

あれだけ、辛い思いをしたのに、自分は変わらないんだ・・・と思った位です。

自覚とは

私の心が変わるきかっけは、HSPを自覚したからです。

自身がHSP気質(以下HSP)であると知る、分かるのではなく、

自覚しました。私にとって、HSPを知っている、分かると自覚の差は

とても大きな差でした。だから、あえて自覚という書き方にしています。

そこで、自覚について、改めて言葉の意味を辞書で調べてみました。

自覚とは

『自分の置かれている位置・状態・また、自分の価値・能力などをはっきり知ること』

goo国語辞書『デジタル大辞泉』より

つまり、自覚とは自分自身についてはっきり知ることです。

私は、自分自身について、はっきりと知らなかったのです。

今まで、周りのことばかりを考えて、自分の内側と向き合う感覚がなかったのです・・・

私は30年以上、自身がHSPであることを知らないで生きていました。

私が学生だった頃、日本にはまだHSPという言葉が存在しない時代でした。

約10年前にHSPという言葉は知ったのですが、自覚するには至りませんでした。

HSPについて知る、分かる程度だったので、心は何も変わりませんでした。

今思うと、自分自身のコアとなってくるHSPの詳細を知らないから、

変わりようがなかったんです。

ここまで、私の身体について、生まれつきの体質や病気を書きました。

青いマーカーを引いた部分は、実はHSPあるあるな話だったんです・・・

もっと、若い時にHSPと分かっていれば・・・なんて

正直思ったりもしますが、HSPを自覚し、心が変われたので、

その点は自覚して良かったなと思います。

次にきっかけとなるエピソードを書きます。

HSPであると自覚したきっかけ

2023年3月、私はHSPであるということを自覚した。

当日の朝、私は家族の「今日も行きたくない・・・」という声で目が覚めた。

最近はこんな日々が続いていて、私の心身はとても重だるく感じている。

しかし、私の自身の体はむしろ安定しており、特に問題もない。

今朝も天気も良く気持ちの良い朝だと感じた。

しかし、隣で家族の辛そうな声を聴いた瞬間、一気に私の身体がだるくなった

さらに、”ズーンとした空気”も感じる・・・

とりあえず、身体は起こしてリビングに来た。

しかし、ソファーにすぐ倒れこんでしまった。

そして何だか分からないけど、だるくて動けない状況になった。

このだるさは、毎度私が仕事に行く約1時間後には不思議と回復してくる。

20代の時からめまい持ちで、ストレス強くなったり、寒いとめまいが出てくる。

めまいは定期的に出てくるが、このだるさは自分でも良く分からなかった。

私のめまいは、20代社会人になりたての頃、慣れない仕事のストレスから

ある日突然発生した。それからめまいとはずっと付き合っている。

めまいの程度自体は弱く、薬を飲むほどではない。

しばらくすると治まる。特に、何か物事に集中している時は全く感じない程度だ。

一定の時間で回復してくるこのだるさは一体何?

最近はこのだるさが頻回で心身辛い・・・

そこで、私は思い切って職場の上司に今の状況を相談してみた。

上司からは、「「ふ~ん」という感覚がおススメよ」とのアドバイスを頂いた。

私の上司は相談員なので、職務上、多くの人の話を聴いてしており、

そのアドバイスは私にとって勉強にはなった。

しかし、私は「ふ~ん」という感覚に違和感を覚えた。

家族に対して冷たい対応のように感じた。

さらに、私その感覚自体が私にないものだということに気づいた。

また、上司はもう1つアドバイスを私にくれた。

「家族ことは気にしないであなたはあなたのことをやればいいのよ」と・・・

私は、上司から聞いた瞬間、「またこの言葉だ、、、」と思った。

気にしずぎ

気にしないで自分のことをやればいい

これは私が40年以上生きてきた中で、誰かに相談をすると出てくるワード・・・

そして、相談の最後の決まり文句のようにいつも「気にしすぎ」で終わる。

気にしないでいいんだよ

考えすぎだよ

何度言われたか分からない・・・

私は、誰かに相談しても、「気にしすぎ」このワードが出てくると、

モヤモヤした気持ちになり、正直スッキリしない・・・

心の奥では、「誰も私の本当の気持ちを理解してもらえない・・・」

と思い、正直、悲しい気持ちになる・・・

だけど、心の中では「親や友達、職場、誰も本当の私の気持ちを

分かってもらえない・・・」と思っていた。

今まで、相談した人達が口をそろえたように皆が同じようなを言うので、

「気にしてしまう私が悪いんだ、、、」と最後は自分を責めて終わる。

相談する度こんな終わり方・・・

いつしか人に相談をしなくなっていた。

今回も、「気にしない、、また言われた・・・」

私の気持ちは下がっていっている。

だけど、私は、「気にしないことが出来ないから相談しているの!!」

と思わず心の中で叫んだ。

今回は「自分が、ダメだから」とか「自分が悪いんだ・・・」と

自分を責めて終わりにしたくない自分がそこにいた。

ここまでお読み頂きありがとうございました(^^)

私の心の中の叫びがきっかけとなり、HSPの自覚へとつながりました

心の中の叫びは、自分からの「気づいて!!」というメッセージだったのかもしれません。

心の中の思い、叫びをこれからも大切にしたいと思います。

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