HSPの自分を受け入れる

説明

私は人と何か違うの?

上司に相談後、いつもなら落ち込んで終わる。

そして、しばらく落ち込み続ける。また、気にしないと言われた・・・と

しかし、今回は違った。

「やっぱり、私は人と何かが違うの?」という純粋な疑問が沸く。

私は、何となく、小さい頃から、多数派とは違う少数派に属しているような

感覚はあった。

そこで、以前から気になっていたHSP気質(以下HSP)の情報を集め始める。

すでに私は、数年前にHSPのチェックリストを実施し、チェックリストに該当していた。

だから、今度は、HSPのチェックリスト以外の情報を知りたいと思った。

以前から、私は恐らく「HSP」だとは思っていた。

最近は、ブームにもなったからか、HSPの情報量が増え、チェックリスト以外にも

HSPの具体例までネットに色々載っている。

また、HSP当事者が個々の発信をしているので、情報が沢山あった。

そこで、HSP の具体例をネットで調べ始める・・・

HSPは

・他者の感情を自分の感情のように感じる

・他者の感情を感じすぎて疲れやすい・・・

・ロングスリーパー

痛みに敏感etc・・・

「これ、私そのものだ!」

その瞬間、何かがストンと落ちた・・・

私はHSPだ

HSPの具体例を見たその瞬間、「私はHSPである」と自覚した。

今度こそ、自分がHSPであることを強く認識した。

そして、それは私の意識が「私はHSPだと思う」から

「私はHSPだ」と変わった瞬間であった。

冒頭の出来事の話に戻るが、だから私は、家族の辛そうな声を聞いた時、

自分の心身が重だるく感じて、しばらく動けなくなってしまったのである。

そして、以前から何度も周りに「気にしすぎ」と言われても、

他者の感情を自分の感情のように感じるので、気にしないことには

出来なかったのである・・・

そして、他人事と捉える「ふ~ん」という感覚を持っていなかったのであった。

HSPの具体例と自分が当てはまった時、正直、安堵の気持ちでいっぱいになった。

「自分が悪い訳ではなかったんだ・・・」と思った。

そして、心の中で何かがストンと落ちた・・・

HSPを受け入れる

HSPは、病気ではなく「気質」。

気質とは、生まれ持ったもので、変わらないもの。

私は、HSP が気質と分かったので、努力とかで治るものではなく、

付き合っていくものなんだと思った。

それなら、「受け入れるしかない」と私の場合はHSPである自分を受け入れた。

しかし、中には、HSP、繊細な自分が嫌で受け入れたくない人もいるかもしれない。

私にその気持ちがなかった訳ではない。

それよりも、生きにくさの原因がHSPであると分かって自分自身に納得した方の

気持ちの方がはるかに大きかった。

だから、私はスムーズに自分がHSPであることを受け入れることが出来た。

私は長い間、自分というものが本当の意味でよく分かっていなかった。

今まで、親を含め、周りに「気にしすぎ」、「考えすぎ」と散々言われて生きてきた。

小さい頃から、色々なことを気にしすぎていた。学校生活やグループでの人間関係も

上手く出来なかった。

例えば、仲の良い子とグループになるも、周りを色々気にするので、最終的には

よく孤立していた。

内向的で大人しく、幼稚園の頃から仲間外れやいじめにも遭ってきた。

友達と1対1なら上手く関係性を作れるのに、3人以上のグループになると、

色々気にして自分の意見が言えなくなった。

人の輪の中に上手に入っていけないタイプだった。雑談も苦手で、人間関係にも

ずっと苦しんできた。

また、本当の自分を人に理解されないような感覚があり、苦しかった。

おまけに、身体も繊細ですぐ体調を崩す。身体が自分の思うようにいかない感覚があり、

いつも自身で手一杯な状況。

自己紹介にも書いた通り、ストレスから色々な病気になり、身体も壊した。

その結果、私は30年以上、理由が分からず心身苦しんだ。

どちらかというと、うつとか精神的な病気になる前に、先に自分の体が壊れてしまうタイプだった。

なので、うつ病にはなっていないが、うつ状態には数えきれない程もなった。

しかし、私の場合、うつ状態が何日も続かなかった。

ただ、うつこの動けなくなる状況は一体何?と思っていた

だったら、自分を責めるのはもうやめよう!」そう決心した。

ついに私は、自身が「HSP」であることが分かり、自覚しました。

ここから、私の心と思考が変化していきます。

ようやく、自分が変わるスタートラインに立ちました!

最後までお読み頂きありとうございます(^^)

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